- 1. Prologue
-
宇宙空間に迷い込んだような効果音で始まります。
ボコーダーのナレーション共にレトロなファンクナンバーが続きます。
- 2. Won’t You Dance
-
書き下ろし新曲。
70年代のダンスナンバーのような明るい雰囲気と、現代的なサウンドが融合しています。
この曲はミュージックビデオも制作しました。
- 3. Parade
-
書き下ろし新曲。コロナ後、ウクライナ戦争終了後、人々が信頼と祝福で結ばれる世界を描いた作品。
SF的なダンスナンバーです。
- 4. Feel So Good!
-
今回のアルバムには3曲の新曲が収録されていますが、この曲が一番最後に制作された曲です。
今回のアルバムの新しさと(未来)懐かしさ(過去)の共存をテーマを、シンプルに分かっていただける楽曲になっていると思います。
- 5. マスカレード
-
この曲以降がバンド時代のリメイク楽曲になります。
VIZIONのアルバムではアルバムの一曲目に収録されていました。
ちょっと歌謡曲みたいなメロディーに、R&B的なアレンジ。
今回アルバムをリメイクしてみて、メロディーに今の時代にはないと思える80年代独特の時代感があって、それがかえって新しいなと思いました。
- 6. Dancing Reflection
-
VIZIONオリジナルメンバーのベーシスト有賀啓雄さんが参加してくれています。
彼のレコーディングは2021年に行いましたが、実に38年ぶりにこの曲を弾いて頂いたことになります。
ベース録音時、有賀さんは「最近はスラップをほとんどやったことがない」ということで、無理を押してやって頂きました。
- 7. Somebody’s Watching You
~誰かが君を見つめてる~Long version. -
この曲は2018年リリースのRealism Anthologyにボーナストラックとして収録しましたが、今回はそのバージョンと違いオリジナルフルバージョンで収録。
ゲストミュージシャンのベース亀田誠治さんはポニーキャニオン時代を通してサポートしていただきました。
シンセソロはVIZONのオリジナルメンバー松本晃彦さん。
今回は二人の白熱する演奏を編集なしのロングバージョンで聴いていただけます。
- 8. Space Shuttle Love
-
百年先ではなく千年先を想像してみようという曲。
描く世界はスイートな宇宙旅行。
80年代にはこういうサウンドがあったよな、というテクノサウンドに、今っぽいギミックを加えてみました。
- 9. That’s The Key of Life~人生の鍵~
-
ハイテンポのこの曲はポジティブなメッセージにあふれています。
コミカルなベースラインはVIZION時代と同じラインですが、1983年にこの曲がお昼のテレビお笑い番組で背景音楽として使われたことがあって、僕の曲が全国テレビから流れた初めての曲になると思います。
- 10. Funka-Tech Cube
-
ポニーキャニオン時代にお世話になったキーボード森俊之さんに、ローズピアノを弾いていただいています。
Jazzyで雰囲気のあるソロを弾いてくださいました。
- 11. 白日夢
-
コロナ禍の光景を描いた歌詞とエキセントリックなサウンドが不思議。
この曲だけ80年代風ニューウェーブな感じです。
逆回転のギターソロが聴きどころです。
- 12. Sunset café 1981
-
1981年に実際に渋谷の公園通りにあったカフェのことを歌っています。当時渋谷に遊びに行かれていた方には、懐かしく感じて頂ける歌詞かなと思います。
サウンドはもろメロウなシティポップ。
ギターは長く崎谷のサポートを務めてくださった渡辺格さんに弾いて頂き
歌詞の中に出てくる「スティーブ・ルカサー」のニュアンスを加えて頂きました。
- 13. 君だから
-
このアルバム唯一のバラード。僕が二十歳以前に書いた曲ですが、この頃から「もう一度夜を止めて」のバラードの片鱗があるように思います。
R&B的なアプローチで少し大人のバラードにしました。
- 14. Epilogue
-
最後をしめくくる小作品は、宇宙の効果音からVIZON時代のデモテープで終わります。
カセットテープで作っていた作品は何にも縛られない自由さがあって、ここからすべてが始まった、サウンドオデッセイ(創世記)です。